アニメ版は酷評だが、’’漫画’’の「約束のネバーランド」は超面白い!!
「約束のネバーランド」って作品を知っていますか?
私はアニメ版を少し前に見たのですが、これがめっちゃ面白い!
ただ、物語が尻窄みというか、アニメ版の二期からあんまり面白くない。
アニメ版には一期と二期があるのですが、一期がめちゃくちゃ面白いだけに二期の失速感みたいなものがすごい(笑)。
そう思ってネットで調べてみたところ、アニメ版の二期は独自のストーリーで描かれているらしい。
ネット上でのアニメ版は酷評の嵐ですが、漫画に関しては良いレビューが多かったので漫画を読んでみたらこれがめっちゃ面白い!
食用児と鬼の物語
主人公らは、「農園」と呼ばれるところで育てられている「食用児」です。
とあることがきっかけで、自身らが「鬼」に食べられることを前提に育てられていることに気付き、「農園」を脱走する計画を立てることから物語が始まります。
この物語が色々と考えさせられる。
物語全体の流れでいえば、鬼は加害者、食用児は被害者的な立場にあたります。
しかし、私達人間も動物の命を頂戴して自身の命を繋いでいると考えれば、鬼の行動や考え方は人間にも通じるものがあり、色々と考えさせられる作品です。
アニメ版はオススメしない
アニメが漫画と一緒なのは、一期までです。
二期からはほとんど独自のストーリー展開となっています。
だからなのか物語の進み方がかなり急で、一期ではあれだけ緻密だったのに二期になってからの行動のガサツさや大胆さはガッカリしてしまいました。
ただ、漫画のほうはめちゃくちゃ面白いです。
なぜ、アニメの方のストーリーを改変してしまったのだろうと残念でなりません。
登場人物のセリフが魅力的
主人公らは、「食用児」のなかでも、最高級の食幼児を育成している農園で育てられています。
なので、知能や運動能力も普通の子供とはまるで違い、かなり高い能力も持っています。
その知能や運動能力を活かして様々な困難に立ち向かっていく様子はとても面白く、読み始めたら止まりません。
そんな主人公らも魅力的なのですが、それ以外の登場人物も魅力的な人がたくさんいます。
私は、あるタイミングで出会う「ユウゴ」のセリフが好きなので紹介します。
正しい判断を下すこと、下そうとすることは大切だ。
でも、決してそれだけが全てじゃない。
判断が正しいか間違っているかなんてその時には誰も判らない。
だから大切なのは判断の後。
下した判断を正解にすること。
たとえ下した判断で悪い結果を招いても、そこから何ができるか、如何に足掻くかこそが大切なんだ。
判断だけで決まるのなら人生は賭け事になっちまう。
素敵なセリフですね〜。
良い判断をしようとすることに時間をかけるよりも、判断をした後にどう行動するかが大切なんですよね。
めちゃくちゃ面白いので興味を持った方は是非、「約束のネバーランド」を読んでみて下さい!